Day: September 5, 2013

GoogleとAmazonのビジネススタイル違い

GoogleとAmazonとは、ビジネスモデルが違います。しかしながら、その違いを超えたところにGoogleの成長を阻む突出したビジネススタイルが見え隠れします。

Googleはインターネットの普及によってもっとも成功した企業のひとつです。他方、Amazonはインターネットと流通革命を同時に行って成功した、全くタイプの異なる企業です。このふたつを思いつくまま比較して明らかになるイメージがあります。

Googleのcredebilityの問題は、個人情報の収集が広告収入と深く関係しています。その収集と活用の仕方は合法的であると言われるものの、参照も取り消す方法もできない不透明さがあることはよく知られたことです。しかし、逆に考えると、FacebookやTwitterが独自の世界に広告ビジネスを築けば、インターネットへの入口でGoogleははじき出されることになります。

また、広告非表示のブラウザや追跡禁止のアドオンが普及すれば、広告非表示によってGoogleは無力化されます。個人情報を合法的に収集することに先鋭化し、無料アプリや無料サービスを広げ、Android端末をばらまいても、インターネットへの入口に針の穴があり、誰もがその穴から入りだすと、GoogleはGoogleの戦略自体が最大の競合になってしまうかもしれません。

インターネットへの入口にある針の穴は、SNSだったり、アドオンだったり、アプリだったりします。Googleに対してcredebilityと公正さに問題があると感じるひとが多くなればなるほど、いくら合法的であったところで、広い支持を維持することはむずかしくなるでしょう。

そうなると、Googleが形成を逆転するには、無料アプリや無料サービスの有料化が次善の策になります。そうなってしまうと、Googleの優位性や良さは失われます。Googleがこの次の10年を生き残るのは、MicrosoftがNokiaを買収して事業再編をしようとしている以上にむずかしいかもしれません。

Amazonが出す広告とGoogleが出す広告の意味が違うところにインターネット広告の答えがあってもよさそうな気がします。

Google Amazon
ビジネスモデル 広告 ネット販売
ベースエンジン 検索 流通
手段 個人情報収集
無償サービス
流通コスト低減
透明性 全く不透明 透明性は高い
競合 Facebook
Twitter
Apple+Microsoft
広告非表示
– Adblock Plus
– Sleipnir
ダイレクト販売
– 産地直送等
最低価格保証
Apple Store
WalMart
ビジネス補強 Android端末普及 Kindle普及
第2の柱 Google Android端末
vs. iPhone / iPad
デジタルメディア+WP
リアル小売り(提携戦略)
最大のリスク 事業の不透明性
= credibility喪失
= unfair
Google離れ

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