ひとつの見方

ずっと先は見えるけど、足下だけ見えない

ずっと先には、問題は解決されています。見えないのは足下です。「太り過ぎて、足下がみえなくなったのかなあ?」

焦点:深刻化する米政治対立、債務上限問題でさらに悪化も

このロイター記事はおもしろいでした。おもしろいというよりか、米国の問題は深刻で単純ではなさそうだ、と理解する手助けになりました。マーケットが想定しているよりか長引くことになると、最悪事態を考えておいた方が良さそうですね。まあ、常々、最悪事態を想定して何が起きても生き延びれるようにしておくべきなのですが、うっかり忘れてしまいがちです。重要なことほど、先送りして見ないことにしてしまう傾向がありますからね。

そう言ったところで、ずっと後の方からトボトボついて行くだけなら、そう心配するようなことは何もありません。なにも先頭を走ることだけが賢明で勇気あることとは限りません。視界が開けてから全力疾走した方がいいときもあります。

<サマリー>

  • 予算と債務上限の問題は統合される
    ➡与野党の両陣営を否応なく交渉の席に
    ➡政府機関の閉鎖が解除されるのは10月半ば以降
  • 2つの問題が組み合わさった結果、危険で予測不能な財政の大混乱を生み出す。
    ➡2011年と比べて も、解決がより困難になる。
  • 10月17日までには16兆7000億ドルの債務上限を引き上げなければならない。

<大変な混乱>

  • 米国デフォルト:世界的な株価の大幅下落、借り入れコスト急上昇、雇用を打ち切り、消費者の支出を手控え、経済成長がストップする可能性がある。
  • 2011年、米国はデフォルトまで一両日の土壇場にまで追い込まれ、Dow平均▲17%程値下がり、米国債格付けが引き下げられた。

<合意成立見通せず>

  • ベイナー下院議長が共和党内を統制する能力を欠き、茶会と連携した保守派が多くの政策課題を推進。
  • ベイナー氏は、債務上限問題につなげるのが利益になる可能性があるとの見方をしている。
  • 10月15日か16日になっても何の合意にも到達しない。
  • 政府機関の閉鎖が解除されるのは10月半ば以降になる。

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