ひとつの見方

Google広告に自分が出ている!

広告に自分の顔やコメントが出ていたからと言って、驚かないでください。Googleは、契約に基づいて、あなたの顔写真やコメントを広告に使うことができるようになります。11月11日からです。これであなたもCMタレント入りですね。おめでとう。

「Googleなんかと契約などしていない」というのは、きっと思い違いでしょう。

Gmail、Google+、Google Play、YouTube、Google Maps・・・。何かひとつくらいはGoogleのサービスを使っているでしょう?Gmailアカウントを取ったり、アプリをダウンロードするときに「OK」ボタンを押したことはありませんか?それが、Googleとあなたとの契約です。

11月11日、Googleは「ユーザーの顔写真や氏名、コメント」を広告に利用できるように契約を追加・修正します。あなたがGoogleのサービスの利用者であれば、必ずどこかで「OK」ボタンをクリックしてからサービスを利用することになります。

これによりGoogleは、あなたの写真やコメントを自由に広告で使えるようになります。この機能は「共有おすすめ情報」と呼ばれるものです。あなたがこれは気に入ったといって押す「+1」やコメントは、公共性と責任が伴ったもので、したがって、Googleがほかの人にもぜひ紹介したい気持ちになるのは、とうてい止められないものだったのです。これは、あなたが世界中にデビューできるチャンスでもあるのですから、うれしいことだと考えてください。

IMG_2261台風が去ったあと 2013.7.15

写真写りが悪いなら、今のうちに差し替えておいた方がいいかもしれませんね。多少若いときの写真を使っても、年齢詐称には問われないでしょう。ペットの写真は許されるとしても、他人の写真やイラストを使うのはまずいでしょう。名前が出たときに説明ができないようなことをしないでくださいね。

悪口は広告には使われないということですので、ひと安心です。それでも、「コカコーラよりもペプシがおいしい」とか「燃費は日産よりもトヨタだよね」というコメントは、比較広告のひとつとして使われてしまうでしょう。

それよりか、日産の社員が「プリウスはいいね」などと書いたようなものが出回ると、企業としては無視できなくなるでしょう。また、NTTドコモが取引先なのに「iPhoneはやっぱりソフトバンク」なんて書いたら、お偉いさんから呼び出しがかかるかもしれません。

「+1」がサラリーマンの命取りになる日が近いです。くれぐれも自重しましょう。

企業としては、社員名でSNSやブログを検索するだけでなく、広告も検索して、取引先と余計な摩擦を起こさないように自己防衛した方がいいかもしれません。ましてや、会社の中で競合商品に「+1』をクリックするような社員がいたら、これを仕事とは認められないでしょう。Googleがやれば、FacebookもTwitterも同じことをはじめるでしょうから、NSAのPRISMのようなものを開発したらどうでしょうか。商売になるかもしれません。

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