ひとつの見方

Google、米37州と17億円で履歴追跡で和解

Safariの追跡拒否を迂回して、利用者の承諾なしで閲覧履歴の情報を追跡していたGoogleがNY州など37州と和解しました。

Googleによるトラッキング問題と和解は次のことを示唆します。

  • 履歴追跡拒否をONにした場合、トラッキングをしてはいけない。
  • 履歴追跡拒否がONのときトラッキングをすると、トラブルになる。
  • トラッキングしたことがバレても、罰金はなく、和解金は17億円程度ですむ。
  • トラッキングしないよりは和解金を払う覚悟でトラッキングした方が、Googleの利益・成長に寄与するかもしれない。
  • トラッキンングに対する和解金の大きさは割にあわないというほどに大きくない。

トラッキングによる損害の大きさが数値的・客観的に明確であり、集団訴訟でもおこされない限り、Googleがひるむことはないでしょうね。ブラウザの市場パイはGoogleのChromeが40%強であり、この意味は大きいです。Androidスマートフォンの普及がGoogleを下支えします。

おまけに、Firefoxの売上高の80%がGoogleとの取引によるものであれば、なにをかいわんやです。鬼門は独占禁止法ですね。

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