ひとつの見方

トラッキングの調査状況(中間報告)

早速、いつも利用しているwebサイトから順番にトラッキングについて調査を開始しました。これは中間報告になります。

まず、Adblock Edgeで利用している購読フィルタとGhosteryのフィルタとの比較をすると、Ghosteryの方がカバー率が高いです。トラッキングのベンチマークには、Ghosteryをターゲットとするのが適切です。

Ghosteryのフィルタオプションからトラッキング内容を分類すると、次のようになっています。

  • Ad 51%
  • Analytics 17%
  • Beacons 20%
  • Privacy 2%
  • Widget 10%

現時点で26サイトで64種類のトラッキング情報を検出・整理できています。トータルでは114個になりますので、1サイトあたり4.3個のトラッキングが存在することになります。この結果は平常利用方法においてであり、Javaを全て有効にした場合、その数は増えます。

googelanalyticsが多いのかなあと思っていたのですが、必ずしもそうではなく、各メディアはそれぞれユニークなターゲティング広告企業を使っているようです。

思いのほかYahoo JPは追跡が少なく、Reuters USは14個と多いでした。

画像を隠れ蓑にしたり、web beaconタイプのものが各サイトにほぼ1個あるのは、cookieの信頼性が下がっているせいかもしれません。

どこかでGoogleがcookieに代わるものを検討しているという記事を読んだ記憶がありますが、それは各webサイトがGoogleのコンテンツやサービスを利用することでcookieと同等のインフラ効果が得られるという意味ではないかという気もします。Googleに限らず、自社サービスがwebサイトに埋め込まれ、再表示されることで追跡できるようにすることはwebサイトの表示回数や特質を知る上で重要です。逆に言うと、これを非表示にされることは戦略上、不具合があるということになります。

これまで気がついた問題は次の通りで、再スキャンする必要があります。

  • Javaの有効/無効でトラッキング内容が変わる。Java有効で数が増える。
  • Javaの有効/無効で適用されるトラッキングcookieが入れ替わるものがある。例:Bloomberg Business Week
  • USA Todayでは、TealiumとDoubleClickが、Java有効のとき、Ghosteryは2個とも検出、Adblock Edgeも2個とも検出。Java無効のとき、Ghosteryは2個とも検出、Adblock Edgeは検出できず、という結果になっている。Adblock Edgeが正しい結果を示していると考えるが、Ghosteryは本当にだいじょうぶなのだろうか?
  • 無償のMcAfee SiteAdvisorを利用すればGhosteryのブロックを保証する手助けになるかもしれないと考えたが、安全性調査に関して一貫性がなかった。たとえば、時々、リンクが検出できないサイトがあった。怪しいcookieに付される”?”にも怪しい印象が残った。Ghosteryの挙動は信用するしかないかもしれない。

IMG_1078札幌の山鼻川の上流にも同じ赤い実のなる木があった 2013.12.19