Day: May 1, 2014

徒然:反対の考えを封殺する

だれがどう考えても、同じベクトル、同じ考えを持つひとが集まった方が生産的だし、効率的に決まっています。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

会社をあげてコストダウンに取り組み、利益率をアップしようとしているとき、品質向上のために生産ラインに今の2倍のロボットを投入し、2倍の品質監理者を置かないといけないと主張するなら、やはりどうかしています。しかし、どの点がなぜ「どうかしているのか」については議論の余地はなく、スポイルされるものです。きっと、なにかしらの前提があるからなのでしょうね。コストダウンという会社の基本方針はすでに決まったことであり、敢えて反旗を翻し波風を立てることにメリットはなく、それがどうかしていると考えるのは当然と言えば当然です。わざわざ、今、その必要はないでしょう。長いものには巻かれろとも言います。物事には時宜、タイミングというものがあります。

開発が主体の会社の場合、優秀な人材は個性が強く使いこなせないという問題がよく起きます。優秀だからそのことを本人が自覚しているだけに余計に鼻につきます。しごとはチームでやるものであり、組織力が一番です。確かにそれはまちがいないでしょう。それだったら、なぜ、鼻につく優秀なひとを使いこなさないで、追い出そうとするのですか?

要は、気に入らないからでしょう。

ふーん。そうなんだ。しごと中心と言いながら、実はエゴむき出しなんですね。

そうしたことは、多かれ少なかれ、どんな企業でも日常茶飯事です。気に入らないということもありますが、いちいち面倒だということもあります。それから、技術者がひとりいなくなくなっても、二人いれば穴埋め・代替できるだろうという読みも働きます。こうなると、生産性とか効率を注視という基本方針はどこ吹く風で、やはり自己中心的だなあ、と言うしかありません。原点からずれてしまっていることを何とも思わないのは、危険です。そのときは良くても、結局、時間がたてば、人材がいない企業はすぐに頭打ちになるからです。

ネガティブなもの、反対意見を封じ込めたり、排斥してしまうと、企業に真の底力が養われないからすぐに頭打ちになってしまうのでしょうね。

新商品の開発をとりまとめていたとき、いつも最後のフェーズで品質監理部門や品証部門に足下をすくわれ、苦労しました。軽んじていた訳ではないのですが、バグがOSに依存したり、Adobe Systems社の問題だったり、あるいは、電気安全がApple社の製品の問題だったりするのです。これがshowstopperになります。workaroundが見つかればいいのですが、出荷停止しか答えがない場合が多々あります。

それで、どうするか?結局、知恵や答えはこちら側になく、向こう側にあるものです。社長に直訴して力で不合格を合格にする方法もありますが、その手前にもいくらでも答えはあるものです。足下をすくっている面々に答えを出して頂くしかありません。

条件付合格。完全な阻害要因というものは世の中に存在せず、多くは条件闘争で折り合いをつけられるものです。

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さようなら、Pocket WiFi

晴れてPocket WiFiを解約しました。

2年間ほどお世話になったPocket WiFiでしたが、コストパフォーマンスが最悪のシナリオになってきたので契約更新月(本日)をもって解約しました。以前書いた通り(Pocket WiFiを選べない理由)、解約の主たる理由はコストパフォーマンスの問題によります。

  • 7GBで通信速度制限により110MBpsが128kbpsに。速度1,000分の1で画期的。
  • 以降は2GBにつき2,500円。経験的には毎月50,000円以上かかる計算になり、何がフラットなのか?

そんなこんなで、NTTフレッツ光の出番となった次第です。

実質従量制課金になったことでWi-Fiルーターがマーケットを制覇する可能性は限りなくゼロになり、期待とは全く真逆、とても残念な結果となりました。10年以上、いろんなWi-Fiルーターを使って来ましたが、利用者のメリットに比べてると、ビジネス展開がむずかしいのでしょうね。こんなことでは、最後の最後には、NTTの固定電話回線+ホットスポットの組み合わせがWi-Fiルーターはもちろんのこと、スマートフォン市場までも食い潰していく時代が到来するかもしれません。

NTTには、ぜひがんばって新規ビジネスの開拓をして頂きたいものです。

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