マーケット

Swift:クラウド調査

写真をキーワードにしたクラウドを調査していました。

たいした内容でありません。以前から気になっていた写真保管ができるクラウドを調べました。そして、いくつか発見がありました。アプリはOS XのiPhoto(Photos)を使うことを前提にしています。

1. 使い勝手

まず、何が一番良さそうか。これは条件や好みにより変わりますが、Flickrの容量1,000GB無料は最強で、すぐにこれに負けてしまいました。Picasaとの比較はこのサイトを参照しました。慣れや機能では、iCloud、Dropbox、Picasa、OneDriveなのですが、セキュリティ・匿名性のあれこれを考えると、Flickrになってしまいました。

2. 耐久年数:無料で何年使えるか?

iPhotoでflickrに共有するとき、1024×1024にすることでファイルサイズを抑えられます。rawファイル「実際のサイズ」での保管はリスクです。すぐにいっぱいになり、1TBでも空きがなくなってしまいます。
iPhotoのファイル情報からどのくらいの期間、Flickrがもつのか計算してみました。試算では、5MB/枚、50枚/日保存するとして、1,000GB x 1,000 ÷ (5MB x 50枚 x 31日) = 129ヶ月、10年になります。写真とサイズのイメージは次の通りです。

①菜の花 4.7MB 4,608 x 2,592

S0388918②道端の花壇 5.1MB 4,608 x 2,592

S0088697③梅 2.7MB 3,264 x 1,840

S0278825

3. 問題点

気がついた問題点は次の通りです。

  • Flickrはフォルダという概念がないのか、先に写真が存在しないと、set(フォルダ相当)に振り分けられない。フォルダだけ作れない。
  • OS X 10.10.3 Photos(写真)は、iPhotoの共有機能がディフィーチャされている。iPhotoをフォルダごとFlickrと共有できない、書き込んだコメントも反映されない、コメントやファイル名を修正しても自動的に同期されない問題がある。
  • iPhotoはフォルダごとFlickrと共有でき、書き込んだコメントも反映され、コメントやファイル名を修正したとき自動的に同期されるが、Flickrとの同期に失敗したとき対処が面倒。
  • iPhotoはTwitterと同期するとき、写真を指定し、コメントを書き込まなければならない。新しくβリリースされたPhotos(写真)の共有はこの方式に準じている。写真をまとめてアップロードできるが、あとからFlickrでここの写真のファイル名やコメントを書き込む手間がある。

4 Appleの戦略の課題

OS X 10.10.3 Photos(写真)がリリースされ、iPhotoが消滅すると、Flickrとの同期が面倒になります。Appleは、iCloudを有償化したいのでしょうが、Flickrとディフィーチャ・アプリで競合するのは最初から無理な戦いをしかけることになりはしないか、懸念されます。なにしろ、OS X 10.10.3 Photos(写真)のインストールですぐにiCloudが満杯になってしまったことからも、よくよく考慮されたものでない気がします。

AppleはOS X 10.10.3 Photos(写真)を使えばFlickrはいらないという考えに立っているかもしれませんが、それはFlickrユーザーになりきっていない私でも無理筋で押しつけがましいと思います。