つれづれ

徒然:ダメなものは駄目。シャープ。その2

シャープ、管理職ポスト600削減 カンパニー制組織発表

  • カンパニー制を10月1日に導入するのに伴い、管理職ポストを600程度廃止する
  • 部長など400ポストを廃止。副本部長や副事業部長など「副」が付く役職は、大西徹夫副社長執行役員を除き全てなくして200ポストを減らす。

先に一言お断りしておくことがあるなら、日本の場合、企業の役員といえどもサラリーマン役員なのだからオーナーと違って責任の度合いが違うという考えについてです。それに、スティーブ・ジョブズのように1ドルの報酬でやっていける訳ではない。役員といえども限界がある。ふーん、そんな考えでいいのでしょうか?

責任の取り方が違うなら、好き勝手にしたり、いい加減にしたりしてもいいということであるなら、誰しもそれは違うと言うでしょう。

放漫経営や無能な経営の結果は現場に次々に襲いかかってくる訳で、最後の最後は、早期退職、子会社や関連会社への移籍、失職といったことになってしまいます。これはある意味で聞こえがいいのですが、実態は大幅な減収につながったり、場合によっては得られるはずの退職金が激減したりで想定外のことが多いです。

会社の建て直しのためにそうした決定をするのは、会社に残る人達、会社に残ろうとする人達です。まあ、役に立たない奴らは追い出そうというくらいの発想なのでしょうね。

では、だれが会社に役立つのか?それが本質的な問題です。そして、一番の問題は、会社に役立たない人達が先導する場合です。やってみないとわからないというのら、これまたとんでもないことです。

どこの会社でもやっていける能力や技量がある人なら、真っ先に辞める決断ができるし、最後の最後までやり続けることもできます。問題は、この会社でしかやれない多くの人達です。工場移転で生産部門がなくなるようなケースほど、何が企業責任なのか考えさせられます。

商品ポートフォリオや事業戦略の見直しによるスリム化なども聞こえはいいですが、ほとんどの場合、過去の経験に基づくもので、そもそもその過去の経験が企業経営に問題を起こしたことを考えるとき、いかにいい加減なものか察しがつきます。自己矛盾はあってもいいのですが、あまりに酷すぎることが平然と起きてしまうのも現実です。

シャープや東芝は、今、まさに逆境の中にありますが、知恵を絞ってそこから脱出してもらいたいです。