NTTドコモが戦略的ミスにより衰退へ向かうリスク

どのようなビジネスも永遠の成長は約束されていません。すべての経済活動において、高く上がったものはいつか必ず落ちるものです。価値衰退の万有引力が働くからです。伝統工芸のように長い年月をかけて価値を内包できたものを除き、価値衰退の万有引力を避けるのは容易でありません。

電話の世界も同様です。かつて長距離電話や国際電話は高い利益率をはじき出し、意味があるものでした。しかし、インフラが変化すると、携帯電話やSkypeなどに追い出されてしまい、ほとんど死語になってしまいました。

NTTドコモの成長がマチュア化し、右肩下がりの衰退ラインに切り替わったのは偶然ではありません。「いつでも、どこでも」という携帯電話の高い付加価値はコモディティ化したのです。また、かつてNTTがインターネットで成功の後ろ姿をとらえきれなかったように、NTTドコモは携帯電話とiモードの成功体験にこだわり、モバイルデータ通信に出遅れ、なかなかインターネットに食い込めず、同じ轍(わだち)の中でもがいているように見えます。どこかでユーザーニーズを読み違えたのかもしれません。

本当にそんなことが言えるかどうか、データから考察してみました。

シェアーの変化

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対前年での成長率(1997.03基準)

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NTTドコモについて言えそうなこと
① まだ国内最大のシェア(42%)を維持。

② 2001~2003年の56%をピークにして、直近では42%(ピークと比べて▲14%)まで落ち込み。

③ 対前年比での成長は、業界平均と比べても際立ち、2007年以降は2%そこそこまで落ち込み。
今後、マイナス成長への落ち込むリスクが危惧される。

④ 携帯電話の付加価値剥離、データ通信(インターネット)ニーズへの対応遅れが原因か(?)。

⑤ SBMのイー・アクセス、KDDIのUQ Com.のようなデータ通信系の経験がNTTドコモ内部に蓄積されていない可能性。
もっとも、先行着手を必ず優位性に転換できるかというと、Willcomなどはうまくいかなかった例のひとつ。

⑥ 日本市場規模は小さく、国内市場だけでは、今後の成長期待には限界がある。
SBMのように米国に拡大路線を取らないことで、将来、保有ユーザー数の規模の違いからくる量的効果と対象市場の特性の違いから得られる新たなサービスの国内展開に遅れをとる可能性がある。NTT東西がドカン屋になったと言われるように、NTTドコモも現在のモバイルインフラをモバイル機器メーカーやインターネットのサービス提供者に利用されるだけの第二のドカン屋になる可能性がある。

⑦ 何らかの戦略的ミスがあったとすれば、NTT Gは利益を抱え込み、再投資に回さなかったことにあるのではないか。
日立、NEC、富士通などのメーカーがダメになったのは、アナログからデジタルになったとき、NTT Gが交換機ビジネスに代わるものに投資をしなかったからだ、と考えられる。てんこ盛りのPBXは最大の失策で、アナログ脳の発想だった。

⑧ 結局、競争相手が定義できていないのではないか?
キャリアが競争相手の時代は終わりつつあるのだが、まだ、その中でビジネスの夢を見ようとしているのでは。

⑨ NTTドコモの落ち込みは1999.03を基準にしたとき、さらに際立つ。

1999.03基準の対前年成長率
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便利にMac:OCR変換ミスのPDFの修正

雑誌記事などをスキャンしてPDFにし、OCR変換しておけば、検索できるようになります。しかし、OCR変換ミスが結構多く、正直なところ、そのままでは使いものになりません。また、OCR変換された文字は透明テキストで保存されているため修正はどうすればいいか、戸惑ってしまいます。

OCR変換ミスの修正手順
① 右上のバーにある「ツール」をクリック➡「コンテンツ」をクリック➡「文書テキスト編集」をクリック。透明テキストの編集ができるようにします。
② 1ページ分の文字を選択します。
③ 右クリックしてプロパティを選択します。
④ 「フォント」を「MSGothic」に変更します。
⑤ 「塗りつぶし」を赤に変更します。色は環境によって適切なものを選択します。
⑥ プロパティを「閉じる」をクリック。
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⑦ このあと、OCR変換ミスを修正し、上記と同様のしかたで「塗りつぶし」を透明テキストに戻し(斜め斜線の色アイコン)、元の設定にに戻せば、修正は完了です。

「テキストボックスを追加または編集」による方法
もうひとつの方法として「テキストボックスを追加または編集」を使い、テキストボックスにOCR変換ミスを修正したものを入れ、文字を地色と同じにして見えなくしてしまう方法があります。もちろん、テキストボックスには全文を入れてもいいし、検索用のキーワードだけを入れるというのでも構いません。ただし、「テキストボックスを追加または編集」で文字を追加しただけでは、文字が見えてしまいます。透明にする必要がありますが、今のところ、方法がありません。そこで、地色と同じ色にすれば、透明状態になります。しかしながら、この方法だと、スキャンしたときに原稿の地色の白色を黄ばんだ色として拾い、結果的に文字を白色にしても白抜き文字にしてしまうので決定的な有効性に欠けるという問題が避けられません。どうしてもという場合、Adobe Photoshopで地色除去をするなど、余計な手間がかかってしまいます。

備考:
① 環境は、Windows 7、Adobe Acrobat X 10.1.6によります。
② Mac OS X 10.8、Adobe Acrobat X 10.1.6では、うまくいきませんでした。この項は「不便にMac」ということになります。

高速無線LAN IEEE 802.11ac

速ければ速いに超したことはない

1Gbps超の11ac無線LAN対応機が各社から発表されました。11acは、11nの450Mbpsよりも2倍から3倍速くなります。ただし、現時点では、PC/Macが11acに対応していませんので、11acの子機をつないで高速化を図ることになります。

価格は、リリース直後というこもあり、まだ高目ですが、そのうちにこなれてくるでしょう。

メーカーの触れ込みに同時に何台TVを見れると解説があるところを見ると、家の中には、まだ大量データを高速に処理したいニーズがTVくらいしかないのかもしれません。しかし、TVは地上デジタル放送と衛星放送で十分という考えのひとには、同じお金を使うなら、タブレット端末の方が優先どが高くなってしまい、11acは先送りになることもあるでしょう。

企業ユースで言えば、フリーアクセスの中にうなぎのように這いまわるイーサネットケーブルを取りのぞき、ようやく視覚的に管理できる時代に到達した感があります。それと、なんと言っても、将来性という点では、3Gbpsはとても魅力的です。もちろん、もう少し先の先の話になります。

プラスマイナスはいろいろです。本当に価格がこなれてきて、できれば現在使っている無線LAN機器が壊れてしまえば、無線LANも速ければ速いに超したことはありません。

製品名 スピード MIMO 価格
AtermWG PA-WG1800HP / NECテクニカ 最大1,300Mbps 3×3 1万9000円前後
AtermWG PA-WG1400HP / NECテクニカ 最大867Mbps 2×2 1万6000円前後
WZR-1750DHP / バッファロー 最大1,300Mbps 3×3 17,998円 @Amazon
WZR-1166DHP / バッファロー 最大867Mbps 2×2 14,260円 @Amazon

家庭で大量データにアクセスするニーズ?

現在、無線LANの主流は11n/gと11n/aで、100Mbps〜300Mbps、450Mbpsの速度です。なぜ無線LANだったか思い出してみると、少し昔、家庭内でも、100Mbpsを超えたあたりから無線LANの方がイーサネットケーブルよりも現実的で有効になってきました。有線だと、クライアントの台数が増えるに伴い、配線の煩わしさや維持・管理の問題が出てきました。なんと言っても、景観上の問題は電源ケーブルと同じくらい手に負えないものになってしまいました。

それでも、一度は有線イーサネットで1GBを使ってみたのですが、実のところ、家庭ではそれほど大きなデータを動かす用途がありませんでした。それに、100Mbpsとたいして変わらないという体感上の問題もありました。動かすデータもないのに、10倍の速さにならないという体感上の問題です。

ハードディスクの中で大きなものと言えば、PC/Macのバックアップ、インストール用のOSやアプリケーションをHDDにコピーしたもの、操作手引書、iTunes楽曲ファイル、デジカメで撮った写真・動画です。この中で、ここのところどんどん増えているものは、iPhoneやiPod Touchで撮った写真や動画です。大きいサイズのデータで共有する必要があるものがネットワーク上で行き来するデータのはずですから、高速無線LANの必要性は写真・動画・iTunes楽曲になるのでしょう。調べてみたら、筆者の場合、iTunes楽曲は4,000アルバムで400GB強でした。今後増え続けるとしても、1,000GB程度までなのでしょうか。この点、写真・動画はまだ20GB程度ですが、最近、写真の代わりに安易に動画を撮っていますのですぐに100倍くらいにはなってしまいそうな気がします。クラウドの有料化はそこらを見越しているのでしょうね。

ところが、テレビはインターネットで見る必要を全く感じません。ビデオに全チャネルを録画して、あとから好きな番組だけ見ればいいし、リアルタイムで直接見てもいいのですから、インターネットのニーズがないと言い切ってもいい気がします。しかし、もし何か困るとすると、映画をダウンロードして見たい(オンデマンドで映画を見たい)というのはありそうな気がします。仮にそうだとしても、少子化の時代にあっては、同時に何台ものTVに絵を映し出すニーズはそう多くないような気がします。二人暮らしであればなおさらです。

そうやって考えていくと、インターネットにアクセスして家庭の大量データをアクセスするニーズは、プライベートクラウドが簡単に構築でき、セキュリティや共有設定が簡単にできるツールやアプリに依存する、という思いがしてきます。大容量HDDと様々なタブレット端末・PC/Mac等はすでに利用できる状態にありますが、それらはインターネットを通じてApple、Google、Amazonなどのビジネスに寄与することに軸足を置いたものになっています。そちら側で確実にビジネスをこなして日々の糧を得ることはたいへん重要ですが、その軸足を変えることを基本戦略とすることも重要で、光のような「速さ」追求だけでは意味がないし、シリコンバレーには勝てない、という気がします。

便利にMac:起動・再起動のときの音を小さくする方法

Macを再起動させたとき、あるいはMacが勝手に再起動したとき、突然鳴る大きめのボワーンとかジャーンという起動音には、心臓がパクパクしてしまいます。このボワーンを小さくする方法があります。

フリーソフトもありますが、ここではターミナル(コマンドプロンプト)を使って変更します。アプリがいくつか出ていますが、ミュートするだけならこの方法が簡単・安心です。

  • アプリケーション➡ユーティリティ➡ターミナル
  • sudo nvram SystemAudioVolume=%01
  • ログオンパスワードを入れます。
  • 念のため、このあともう一度、sudo nvram SystemAudioVolume=%01を実行してみました。
  • OS X 10.9 / 10.10のいずれでも有効です。2014.10.21に再確認しました。注意事項として、再起動が必要なOSアップデートをしたあとに再設定する必要があります。

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補注:
%01は音量です。%01だとかすかに小さい音で聞こえます。完全に消してしまうと、PRAMクリアが必要になったときに不便です。
② sudo nvram SystemAudioVolume=%01を表示されたコマンドの後にcopy and pasteしてenterキーを押す方が簡単に実行できます。
③ PRAMクリアをしたあとは再設定が必要です。
④ ボリュームの大きさに合った音量になります😃
⑥ これだけのことにアプリを使うのは、安全性上、心配な気がします。それに、2つ試してみましたが、OS 10.10では狙い通りになりませんでした。

上記のターミナルコマンドでやる方法が確実でした。ただし、このページを自分ですぐに見つけられなかったので、ミュート、再起動、起動音、ジャーン、ボワーンなどのキーワードをこのーページに追加しました。

iTunes AirPlayを接続できないケース

問題点:
iMacにNEC WR9500N子機を接続した場合、インターネットとLAN Diskにアクセスできるのに、iTunesのAirPlayの接続ができない(AirPlayを有効にできない)という問題があります。OKのケースとNGのケースは図の通りです。

やってみたこと:
なお、①PRAMクリア、②キーチェーンの削除、③電源オフ/再起動などをした上で再確認しましたが、まだ問題は解決していません。iMacに接続するNEC WR9500N子機の設定の問題かもしれないと、設定を何回か見直したのですが、それらしい原因が思い当たりませんでした。なお、図中の子機はWANポートに接続したことになっていますが、LANポートに接続しても結果は同じでした。スクリーンショット 2013-03-29 21.58.39

Pocket WiFi GL04P vs. GL01P

外で使うときに75Mbps対応できないと不都合があるため、使っていたPocket WiFi GL01PをGL0P4に無償交換してもらいました。きょう届いたので、早速、入れ替えました。なるほどと思われた点は次の通りです。

  • GL01PはUSB接続でないと75Mbps対応できません。GL0P4は無線LAN接続でも75Mbps対応しており、実効速度も最大で8Mbps出ました。ただし、何回か計測すると、実効速度は2Mbps〜8Mbpsと巾があり、同時接続台数やLANディスクへのアクセス頻度にもよりますが、何台かのクライアントつなげ、iTunesを同時に使ったとき、平均的には3Mbps〜5Mbps程度です。それでも、サクサクという感じです。
  • USB接続の仕方が異なります。GL01PはUSB接続ドライバを起動して明示的にUSB接続をクリックして手動でつなげます。
    しかし、GL04PはケーブルをUSBにつなぐと自動的にPCとインターネット接続されます。
    これは大きな違いで、Pocket WiFi➡USB➡PC➡無線ルータ➡クライアントの接続方式の場合、GL01PならUSBから外してしまうと、再接続にはUSB接続ドライバを起動して明示的にUSB接続をクリックしてつなげる必要がありましたが、GL04PはUSBケーブルを直接抜き差ししたあとでも、PCに自動的にUSB接続されます。これは家の中と外をシームレスにするためには必要な機能です。
  • GL01PはUSB接続したら、同時にGL01Pに無線LANで接続して利用できませんでした。しかし、GL04PはUSBに接続と同時に無線LANでも接続できます。別の言い方をするなら、あるクライアントはGL04Pにダイレクトにインターネットに接続することができるし、別のクライアントはUSB接続されたPCにつながる無線LANルーター経由でもインターネットにつなげることもできます。
  • 電源ON/OFFは専用ボタンになりました。長押ししないときはどのモードに変わるか気にしないですみます。
  • 細かな話ですが、USB電源ケーブル短め(17cm)と長め(120cm)の2本が付属しており、長めのケーブルはGL04Pの設置場所を選びたいときには重宝します。
  • 電源コンセントに直接させるUSB電源アダプタがついています。充電のためにPC/Macを持ち歩かなくても、壁のコンセントから直接充電できます。
  • クライアントとの転送レート/802.11nは、GL04Pダイレクトのとき144Mbps/2.4GHzです。NEC Aterm WR9500N経由のとき450Mbps/5GHzです。

参考:
—— BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ——
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.3003
測定日時: 2013/03/23 21:37:38
回線/ISP/地域:
————————————————–
1.NTTPC(WebARENA)1: 5.00Mbps (625.55KB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 4.18Mbps (522.2KB/sec)
推定転送速度: 5.00Mbps (625.55KB/sec)

http://kakaku.com/bb/speed.asp
測定日時  :13/03/31 23:29:42
回線種類  :モバイル
回線名称  :イー・モバイル
下り速度  :5.7M(5,711,661bps)
上り速度  :4.3M(4,283,401bps)

便利にMac:インターネットにつながらないを解消するPublic DNS

スマートフォンやPC/Macを使っていて、urlをクリックしても反応しない、フリーズ状態のまま待ち状態、またしてもインタネットが使えないという経験をされた方が多いのではないでしょうか。対処方法は、①そのまましばらく待って回復するのを待つ、②再起動する、③電源をOFF/ONする、④無線ルーターを再起動する等、いろいろです。

しかし、DNSをPublic DNSに変更するという手があります。この変更で、うまくするとブラウザの表示スピードが速くなります。筆者の場合、Google Public DNSに変更したところ効果がありました。

  • Public DNS: 8.8.8.8 / 8.8.4.4

参考
Pocket Wifi LTE GL04P でDNSルックアップエラー (Pocket WiFiのDNS変更手順を図示)
「魔法の数字8.8.8.8」を検証する (Google public DNSは本当に速いのかを論理的に検証)
より速いブラウジングのための DNS アドレス (Google public DNSについての解説)

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